【この記事にはインターネット上における性被害の具体的な内容が含まれるので閲覧注意です】
普段は気にしないようにしてるけど、たまに自分のなかでマグマのように怒りが噴き出してくるから書く。
2ch のような匿名掲示板では一部の板を除き、女であることを隠して書き込みをしてきた。ホモソーシャル的な文化があり、バレると厄介だから。
でもインターネットの日記、blog では年齢や性別といった私個人の属性を明らかにしていた。
そのせいで、幾度かセクハラ、性被害に遭ってきた。ちなみに私はインターネットに自分の顔を公開していないし、ネットアイドルではないし、成人向けコンテンツは取り扱っていない。ただ当時、10代後半〜20代前半の「若い女」だっただけだ。
(ネットアイドルや成人向けコンテンツを公開しているひとに対してはセクハラを行っていいというわけではない)
まず(私を、いわゆる“ネタ”にして)自慰をしていいかどうか尋ねてくるメール、メッセージを送ってくる男性。これは 3,4人いた。交際相手と婚約中の男性もいたのだから始末に負えない。ほぼ全員、会ったこともない知らない相手だ。
次に、やがて死に至る Skype に かつて Skype Me というすこし気の触れた機能が搭載されていたとき、いきなり男性器をビデオで見せつけてくるネット露出魔に数えきれないほど遭遇したが、ほとんど海外ユーザーだった。無差別型攻撃という感じ。これは男性も被害を受けてそう。珍獣を見ているような感覚だった。
そして、とある商業漫画家の男性。(これも会ったことはない)
いまでも活動しているらしい。その男性からは第三者からも見ることのできるかたちで「電波」呼ばわりされるなど(要するにその男性のリンクページから私のウェブサイトにリンクがあり、紹介文が「電波」だった。さすがに抗議したが、本人としては褒め言葉だったらしい。こいつに電波呼ばわりされる筋合いなどない)、とても嫌な思いをたくさんしたが「○○(私のハンドルネーム)さんの処女が欲しい」「○○さんとセックスがしたい」「○○さんの性器を舐めたい」などと(直接ではないが)ネット上で言われ、本当に気持ち悪かった。悍ましい。(まだログをとってある)
(私が Twitter をやめて、日記を消したとき、この男性は「好きな人がどんどんインターネットから消えていく! ○○さんも!」みたいなツイートをしていたが、お前みたいなクソ以下ゴミ以下の気持ち悪い人間がいるからだよと思った)
そもそも、私のことを、人権と尊厳のある、人格を持ったひとりの人間だと思っていたらできない発言だと思う。(自慰も同じく……)「処女が欲しい」という発言が特に顕著である。私はモノではない。そこには独占欲、所有欲や支配欲があり「若い女」の意思は無視されている。
当時その男性には交際している女性がいたのは明確に覚えている。たしか婚約中で、その後結婚していた。相手の女性はインターネット上で有名人であるため、たまに名前(両者どちらも)や絵が視界に入るとフラッシュバックして吐きそうになる。女性には罪はないけど、セットで記憶してしまっているので。いまは子供がいるらしいが…………。
この男性について、ふだんは忘れたように過ごしているが、たまに夢のなかで思い出し、実名出して告発してやる!! という強い怒りで目覚めるときがある。
とんでもないこと含め、他にもいくつかあるが、プライバシーやらなんやらで書けないこともあり、割愛する。
というか、性的なことを思うのは勝手だが(本当はそれすら気持ち悪いがさすがに他者の意思まではコントロールできない)いちいち伝えたり書き込んだりしないでほしい。
記憶にしまいこみながらもずっと覚えているし、できれば社会的制裁を受けてほしいし、ずっと死んでほしいと思っている。