2025/04/08

「μ」←これなんて読むっけ? このミューってやつ

3月の話である。薬を処方してもらい、お薬手帳を見る。見たことあるけど読めない文字を見つけた。
「μg」なんけ、この「μ」。「ミュー」って読むのは知ってる(読めとるやん)。
三菱電機の D705iμ という最高のガラケー(docomo)を使っていたので……ちなみにアイスブルー。

夫に訊く。「あのさあ、この薬のグラムの単位の前の、ミューって読むやつ、これなんて読むっけ」
「マイクロ」即答である。「あっマイクロかあ! なるほどサンキュー。助かるなあ」
やはり理系男性と結婚すると便利やなあ。まあ、ググレカスなんやけど。それか Siri か Alexa に訊けって? 嫌です(私はどうしても AI に口頭で話しかけきらんので将来滅びるであろう)。


その後、3月なので福島第一原子力発電所事故の wikipedia の記事を読んでいた。

「1.0 μSv」「1.0 μSv/h」という単位が出てくる。「1.0 マイクロシーベルト。1.0 マイクロシーベルト・パー・アワー(時間)、または 1.0 マイクロシーベルト毎時。あれ? 読める。分かる。μ のあとに Sv がつくと読める。私はこれを知っている」

そう、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が起きたとき、私は新聞を入念に読み、テレビもたくさん見た。メディアでは、放射能、放射線、被曝について丁寧に解説していた。
そのとき多くの一般国民の頭に残っただろう。「ベクレル」「シーベルト」「グレイ」という単位が。そして「ミリ」「マイクロ」という量を示す言葉も。(いやさすがに「ミリ」は小学生も使うし身近だけど)

◆「ミリ」と「マイクロ」の違いを頭にたたきこみましょう

ニュースで「8217マイクロシーベルト(μSv)」「1941マイクロシーベルト」などと聞くととてつもなく大きな数のような気がするかもしれませんが、「マイクロ」というのは「ミリ」のさらに1000分の1。1マイクロシーベルトは1シーベルトの100万分の1です。200万マイクロシーベルトで5%致死線量なので、2000マイクロシーベルトでも5%致死線量の1000分の1です。

つまり分かりやすく表現すると以下のようになります。

1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)

そうなのだ。「μSv」 なら「読める、理解できる」。14年前に散々聞いて読んだから。
ただ「μg」は分からなかった。高校中退したし、実質小卒なので……。物理とか数学ようわからんのや。でもこれで覚えたね! 「μ」は「マイクロ」。「μ」は「マイクロ」(復唱)。