2025/03/29

音楽だーいすき!!! ミュージシャンしなないで

私は 25年ぐらい前に memorize という日記サービスでネット日記を書いていたのですが、livedoor に買収されて livedoor blog になってしまい(よって livedoor を憎んでいる)、それは私の求めるものではなかったのでどこかいい場所はないかと探していたわけです。そこで当時 日参していた「西ヲタニュース」という個人ニュースサイトがあり(いま「日参」「個人ニュースサイト」という言葉で目頭が熱くなった)そこの管理人さんのヤシマタカノリさんが はてなダイアリーを使用していて、ふーん良さそうやんと思って自分もアカウントを作り、「音楽がないとしぬひとの雑記」を書き始めました。(この時代知っててまだ私の文章読んでるひとおるんやろか 後方彼氏ヅラしてほしい)のちに「音楽がないと生きていけないひとの雑記」と改題し、さらに「吠えてるんじゃなくて ないてるんだ」に改題しました。

なぜ最初に「音楽がないとしぬ/生きていけないひとの雑記」というタイトルをつけたかというと、音楽が大好きだったのと、10代の私は発狂した母親の絶叫を掻き消すために耳に MDウォークマンのイヤホンを突っ込んで音楽を爆音で流していたからです。SONY のウォークマンが(のちに iPod)、イヤホンがないと家の外にも中にもいられなかった。

私の音楽体験は幼児の頃から始まっています。当時は小室ファミリー全盛期。TRF の楽しい音楽を聴いたり、音楽番組で複数の鍵盤に囲まれシンセサイザーを操る小室哲哉の姿に脳を焼かれ、浅倉大介の音楽も好んで聴いていました。
90年代邦楽はとても盛り上がっていました。CDが飛ぶように売れていたし、小室哲哉や浅倉大介のようなデジタルサウンド、ミスチルやスピッツのようなバンド、椎名林檎や宇多田ヒカルや鬼束ちひろ、Cocco のような女性ソロアーティストに、スガシカオのような男性ソロアーティスト(ごめん山崎まさよしのこと今は考えたくない)。すみません、枚挙にいとまがないのでサラーっと書きました。椎名林檎と宇多田ヒカルの衝撃はハンパなかったこととかもっと書きたい。
90年代末になるとモー娘。がデビューするし、 00年代入るとまた色々変わってくる。

私はピアノの音が大好きです。というか鍵盤楽器全般が好き。それは主に小室哲哉と浅倉大介のせいなのですが、バンドにキーボードいると嬉しくなっちゃう(例えば、フジファブリック)。ピアノソロだーいすき!! パイプオルガンも大好き!!
the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D のライヴにて大ちゃんがパイプオルガンを弾いたという話を聴き……心の底からライヴに行きたかった!!!!
あと椎名林檎の3rdアルバムのラストを飾る「葬列」の森俊之さんによるパイプオルガン!!!! これもね!!! あと生でパイプオルガンの音聴いたことあるけどほんといい!!
そう、他の著名なキーボーディストとしては森俊之さんが好きなんです。アレンジャーとしての才能も確かで、椎名林檎やスガシカオの楽曲で最高のアレンジやキーボードを発揮してくれている…!!
20年前の東京事変のツアー(「東京事変 live tour 2005"dynamite!"」)の H是都M 氏も最高だったなあ……。
しかし私自身はピアノを習ったことはないし、猫ふんじゃったも弾けません。楽譜も読めないし、小学校で習った鍵盤ハーモニカ、リコーダー、木琴鉄琴しか弾けません。

じゃあギターロックは? って訊かれたらそれも好きです。ギターの音好き。邦ロックも好きだし、洋楽なら radiohead と LINKIN PARK が好き。

で、金管楽器の音もだーいすき。具体例としては L'Arc〜en〜Ciel の「the Fourth Avenue Café」、hitomi の 「SAMURAI DRIVE」(カバー)、東京スカパラダイスオーケストラ feat. 奥田民生「美しく燃える森」とか。
弦楽器もだーいすき。ストリングスあると嬉しい。Cocco「あなたへの月 NEW MIX」とか。スネオヘアーの「冬の翼」もよい。ミニアルバム『東京ビバーク』収録の「冬の翼」はインディーズ時代のバージョンと比べて音が豪華で壮大。
ちなみに吹奏楽の経験もない。たぶん、経験がないからこそ手放しで好きって言える気がする。

じゃあもう楽器全般好きじゃんって言われたらそれはそう。音楽が好き。歌うのも好き。
打ち込み系も好きだしテクノも好き。当然ボカロも好き。

10代〜20代前半の頃はしょっちゅう福岡市に遠征していろんなライヴ観に行きました。いちばん多感な頃に、好きなアーティストのいちばんいい頃の音楽が生で聴けて本当によかったと思う。東京きてから音楽のライヴなーんも行ってない。かわりに美術館には行きまくっている。

それなのに、コロナ禍入ってから鬱が悪化して音楽が全く聴けないという症状が出て、この5年間ほど屍のような日々を送っていました。聴ける日もあれば、聴けない日もある。聴けない日の方が圧倒的に多い。今日はめちゃくちゃ聴きまくってますが、明日はどうだろう。わからない。

今月入って久々に浅倉大介と貴水博之のユニットである access の楽曲を聴き、よ、良すぎる……となりました。「EDGE」めちゃくちゃかっこいい……いま聴いても全然古くない。すごい。あと「Stay」(イントロ2分ある 最高)と「SUMMER NIGHT BREEZER」がめちゃくちゃ好きなんですが「SUMMER NIGHT BREEZER」の間奏の音、耳が楽しすぎる。夏の歌だけど楽しいから聴きまくってる。

そんで小室哲哉と浅倉大介のユニット「PANDORA」の曲もいい……。でももうちょっとボーカルに魅力欲しいかな。綺麗で上手いとは思うけど。インスト曲はもう素晴らしいの一言です。
浅倉大介プロデュースの木村由姫ちゃんの曲良すぎる……。名曲「LOVE&JOY」もいいけど(歌詞もめっちゃ元気出る)「i 〜crossin' the star〜」めっちゃ好き!! BPMはや〜い

というか大ちゃんプロデュースって男性ボーカルが多いので女性ボーカル貴重なんすよね
T.M.Revolution×水樹奈々の「Preserved Roses」に去年ハマって咽び泣きそうになりながらリピートしてます 大ちゃんサウンドに乗った水樹奈々の歌声最高やろ…… なんかコラボ当時は「ふーん」って感じだったんですが……
あと藤井隆「ナンダカンダ」「アイモカワラズ」また流行ったの嬉しい!!!

そんでなんでサブスクにはコタニキンヤ時代のコタニキンヤ.の曲ないんですか!?? 自前のライブラリが火を吹くぜ
あと Iceman は 「LOST COMPLEX」と「Shining Collection」の2曲でいくらでもごはんいけます
大ちゃんの BPM 速い曲なんてなんぼあってもええですからね

そもそも去年 運動しながら T.M.Revolution を聴きまくっていたんですが、そもそもT.M.R に対しては複雑な感情があり、浅倉大介と西川貴教の関係が……というか西川貴教の人格が……というかあーもうあれ、私は過去 T.M.Revolution 好きだったけど紆余曲折あり、あくまで浅倉大介のヲタクであり西川貴教のヲタクではなくて(彼のボーカリストとしての才能は浅倉大介と井上秋緒のタッグ下でこそ最大限発揮されると思っている)……あと西川貴教に小室哲哉が絡んできて……フリーダム……あとそもそも浅倉大介のヲタクには小室哲哉のアンチも当然いて……この話ややこしいからやめようか。

私はフジファブリックがデビューシングルから大好きでライヴにも行きまくっていましたが  2nd アルバムが合わなかったので聴かなくなったら数年後に志村氏が亡くなってしまいショックでインディーズ時代含め曲が聴けなくなって(何年か前に聴けるようになった ただし銀河まで)、その後の志村氏不在のフジファブリックもいまだに聴けていません……。
LINKIN PARK もチェスターが亡くなってしまって……曲は聴けるけど悲しい。新しい女性ボーカル受け止めきれない。

その点バンドメンバーが変わったり揉めたり亡くなったり活動休止してないスピッツみたいなバンドはまじでありがたいし超すごいと思いました。悲しいことにミュージシャン死にがちなので……。あとお薬やりがち……。この話を夫にしたときに「ボーカルとギター薬やりがちだけどリズム隊はあんまりやんないしキーボードとかシンセの人はやらなくね?」となり、「薬をやるとシンセ操作できんくなるから」説が浮上しました。
ミュージシャンしなないで 健康でいて……。